便秘・下痢

夏の便秘は腸の冷え!

便秘に悩む女性

夏になると便秘がひどくなります

・・・とおっしゃる方のために、エステ・ステーション全店の副部長・吉田がメッセージをお届けします。

腸は第二の脳

「便」は健康のバロメーターですので、便の状態や排便サイクルから自分のカラダの状態を知ることができます。
そして「便」と言えば、「腸」ですね。「腸は第二の脳」と言われるほど大事な臓器です。
特に女性にとっては、腸内環境が女性ホルモン分泌にも大いに関わっていますので、腸の不調や便の状態を見逃してはいけません。

“夏に便秘がひどくなる”という方は、冷房や冷たい飲ものや食べもので腸が冷えっぱなしになって、ぜん動運動と言われる腸の動きが鈍くなり、腸内細菌が弱っているからかもしれません。
まず、腸が冷えていないか、ご自分で確かめられる方法をご紹介しますので、さっそくやってみてください。

片手をワキの下に、もう片手をおへその下にあてます。服の上からじゃなく直接触るほうがいいです。
ワキの温度に比べてお腹のほうが冷たければ、腸が冷えている可能性大です。

次に、便の状態です。今からご紹介する”理想の便”と比べて、あなたの便はいかがですか?
理想の状態は、「毎日決まった時間に排便があり、量や形はバナナ1本くらい、色は黄色に近く、ニオイはほどほど、、、」 という感じです。
お子様のいらっしゃる方は、赤ちゃんの便を思い浮かべてくださると、色やニオイがお分かりになると思います。あの感じです。

腸への負担の一番は、「冷え」です。冷えると機能が衰えて便秘になりやすくなるばかりか、女性ホルモンの分泌量が減り、免疫力も落ちます。

先ほど、「腸は第二の脳」とご紹介しました。
私達のカラダは、受精卵としてお母さんのお腹の中にいる時、まず「腸」から出来始めるそうです。
腸のあとにできる脳とは、密接な神経回路によってつながっています。
ですので、腸内がキレイになると脳のストレスも軽減すると言われ、「便秘が続くとイライラしたり、気分がふさぐ」という人が多いのは、この腸と脳の関係があるからです。

他の臓器に比べて複雑なシステムがある腸は、腸内細菌のチカラも借りながら、

  • 水分や栄養分を吸収した食べ物を体外に出す
  • 女性ホルモンやビタミンを作る
  • 免疫力を高める
  • 酵素の働きを高める
  • 有害物質を分解する

などの役割を担っているのです。 単に便を出すための臓器ではないんですね。

腸内の壁がキレイな人は、太りにくいそうです。
言い換えれば、腸内の状態が良くなければ、いろいろと試しても効果が出にくいということです。

でも安心してください。腸内の壁は3~5日ごとに生まれ変わっています。
腸に良いことを心掛ければ、腸内の若返りと同時に、痩せたり、お肌の調子が良くなることも大いに期待できます。

最後に、腸に良いことをご紹介します。便秘解消のためにぜひお試しください。

  • 夏でも温かいものを飲んだり食べたりする
  • お腹やお尻を冷やさない服装を心掛ける
  • 入浴時、湯船にひざを曲げた状態でつかり上半身を左右にひねる
  • 睡眠時には腹巻きとソックスをつけて寝る

エステ・ステーションでは、痩せるメニューをはじめとする全てのボディケアで、腸の冷えを改善することを基本にしています。
ご自分で改善するのは無理かも…という方は、何でもお気軽にご相談くださいね。