今日のテーマは「梅雨の不調」。
今年は、すでに梅雨入りをしているとは言え、まだそれほど雨は降りませんね。
でも、、雨は降らなくても湿度が高くて、エアコンで除湿をしないとジメジメした日はありますよね。
さて、梅雨の季節になるとカラダが何となくしんどくなる女性が5~6割、
2人にひとりが「しんどいな~」、「だるいな~」、「カラダが重いな~」と思うそうです。
特になかなか梅雨が明けない年は、その割合がさらに増えます。
梅雨の不調は一体なぜなのか?身体の仕組みから見ていきましょう。
梅雨の不調と肝臓の関係
感じる不調の第一位は「だるさ」、その次は「肩こり」、そして「冷え」と続きます。
これらの原因のひとつは、冷房の影響です。冷え過ぎてしまうんですね。
特に、男性と一緒の職場だと、どうしても設定温度が低めになり、女性のカラダは芯から冷えてしまいます。
また、低気圧の影響もります。
気圧が下がるとカラダを支配する神経のうち、「お休みモードの副交感神経」が優位になります。
夜、眠るときには、副交感神経が優位になるといいのですが、
お昼にそうなってしまうと、「だるさ」を感じたり、気持ち的にも「やる気」がでなかったりします。
そして活動量も減って血行も悪くなってしまうんです。
「梅雨の不調」のひとつに「肩こり」があるのも、それが原因だったりします。
それから、外気の湿度が高くなると、カラダからの水分の蒸発が減り、余計な水分をためてしまうことにもなります。
これがいわゆる「むくみ」です。
ですので梅雨の時期は、「むくみ」を誘発するようなことを普段よりも一層注意して避けるほうがいいですね。
例えば…
インスタント食品やスナック菓子を食べない。
インスタント食品などをお好きな方は、どうしても塩分摂り過ぎの傾向になります。
同じ姿勢を長く続けない
お仕事の合間のラジオ体操がおススメです。真面目にやると結構な運動量になりますし、
無理せず出来る範囲でするだけでも、むくみの解消以外に肩コリの予防や軽減にもなります。
旬の食材をいただく
梅雨の時期から夏にかけて美味しくなるお野菜には利尿作用があるものが多いです。
冬瓜、キュウリ、トマトはその代表です。
適度な水分補給
むくんでいるからと、飲むお水の量を減らしてはいけません。
カラダをむくませているお水と口から飲む水は違います。
むしろむくんでいる時ほどしっかりお水を飲んで、体内の水分を”よどませないようにする”ことが大事です。
湯船につかる
湯船につかってひざ裏や脚の付け根をマッサージしてください。
また、お湯の圧力がカラダにかかることで、むくみが解消されます。
カラダがむくむクセがつくと、どんどん慢性化するそうです。
そうなると、太りやすくなったり、痩せにくくなったりしますし、老廃物を出すことも鈍くなってきますので、お肌がくすんだり、目の下にクマができたり、髪がパサついたり、爪が割れたり…と、嫌なことばかり。
「梅雨不調」は美容的にもダメージなんですね。
「梅雨不調」を悪化させないために、先ほどは「むくみ予防」の方法をいくつかご紹介しましたが、「梅雨不調」のもうひとつの症状「肩こり」解消方法もご紹介します。
指で壁歩き
…といっても、すぐにイメージできないかもしれませんのでご説明します。
右側でも左側でもいいですので壁に沿って横向きに立って、指で壁をたぐるような感じで腕をどんどん出来る限り上のほうまで上げて行ってください。
肩関節の動く範囲を広げていきます。40肩50肩の予防にもなるそうです。
でもすでに肩に痛みのある方は無理をしないでくださいね。
背中洗いのポーズ
タオルで背中を洗う時のように、伸ばしたタオルを両手に持って、右腕で左腕を引っ張る、逆に左腕で右腕を引っ張る、そして上下の位置を入れ替えて同じことを行ってみてください。
これも無理は禁物ですが、先ほどの壁歩きとは違った方向に関節を動かすことになり、肩関節の可動域を広げます。
終わりに
さて、いかがでしょうか。
「梅雨不調」の症状はほかにもありますが、今日ご紹介したことをちょっとやってみていただくだけで、完全に改善されなくても、楽になると思います。
ぜひさっそくお試しくださいね。